結婚の意味をもう一度考えてみる『仕合わせ』とは?

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中島みゆきさんの「糸」という歌を皆さんはご存知でしょうか。
「あなた」と「私」を縦糸と横糸に例え、2番の歌詞にでは出逢いという縁を
「仕合わせと呼ぶ」と締めくられています。

この「仕合わせ」というのは、広辞苑で調べると「めぐりあわせ」「機会」「天運」「幸福」
との意味と書かれています。

同音で「幸せ」という言葉もありますが、こちらは「幸福」「幸運」「さいわい」と別の記載が
ありますから、ここでは「めぐりあわせ」の意味として意図的に使い分けられたと思われます。

この曲は多くの歌手の方々もカバーしていますので、それだけ愛されている曲なのでしょう。
私もこの歌が大好きですが、「仕合わせ」という歌詞を毎回聞くと、いつも妻との出会いを
思い出します。

それは私がまだ20代後半で会社の退職を考えていたときのことです。
私は退職前の記念にと参加30人の大規模な「鍋の会(合コン)」を主宰したのですが、連絡の行き違いに
より開始時間を過ぎても誰も会場に現れていませんでした。
(当時はまだ携帯電話という便利なものがありませんので、連絡のとりようがありません)

私はイライラして自腹で負担する覚悟でビールをひとりで飲み始めていました。

メンバーが集まり始めたのは、開始時間から1時間を越えてからでした。
私の周りには、私のイライラオーラで人が寄り付かず、私の前の席だけが最後まで空いていました。

そして、その席が埋まてくれたのが仕事で遅れて来た今の妻でした。
同僚の女性が当日来られないメンバーの代わりに、彼女を誘ったようです。

今思えば、私の性格を知る同じ職場の社員は真っ先に私から離れた席を陣取ってしまったために
何も分からない彼女は唯一空いている「私の隣の席」に座らざるを得なかったわけなので、今思うと
かわいそうです。
でも彼女は同僚の社員ではないのに、私に気を遣ってくれて、和ませてくれました。

あの出来事は彼女にとっては不幸だったのかもしれませんが、出逢いというのは本当に不思議だと
思います。何故ならそれから彼女との付き合いが始まりました。
その後、私は会社を退職せず、1年後に彼女にプロポーズして、2年目に結婚しました。
あの時に「めぐりあわせ」がなければ、今頃はきっと田舎でお袋と二人で暮らしていたでしょう。
人との出会いは本当に不思議なものです。

私は結婚に至るきっかけは、恋愛であっても、婚活パーティでの出会いであっても、結婚相談所の
紹介であっても、どんな出会いであってもいいと思っています。
人と人との縁やめぐりあわせは、何が一番良いという基準もありませんし、誰が決めることはできません。

もし結婚相談所での出会いを求めたいと真剣に検討されているなら、私は婚活ナビゲーターとして、多くの布を
織りなすお手伝いを全力でサポートしますので、お問合せください。

そして、婚活は「今が一番、若い」 をいつも意識して行動しましょう。
女神に後ろ髪はありません。

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